ラジエターの交換作業
 ラジエターのアッパータンクに亀裂が入りクーラントがジャジャ漏れです。 今までエンジンの水食いだと思っていたのが、実はラジエターからの水漏れだった可能性も出て来ました。 ある意味こっちの方が安く済むので期待しています。
 実は、クーラントにエンジンの圧縮が漏れると、リザーブタンクがオーバーフローしてしまいクーラントが外に漏れ出す。 今回ラジエターからの漏れも、亀裂の場所は真ん中辺なのですが、ラジエターをつたってリザーブタンクとほぼ同じ位置にクーラントが垂れてくると言う事が判明した。

 整備書には、ラジエターはアンダーパネルを外し下から外すようになってるとか? でも、下からだとちょっと面倒なので上からチャレンジする事にしました。
 まず、バッテリーを外し、エアークリーナーに繋がる配管とインタークーラーのパイピングを外します。次にエアコンのリザーブタンクをパイプに注意しながら持ち上げます。インタークーラーを外し、エアクリーナーボックスを外し、電動ファンを外し、ラジエターを外します。 ここまではこれと言って問題はありませんでした。

 今回亀裂が入った箇所です。 判りずらいかと思いますが、タンクのカシメ部分に長さ10センチくらいの亀裂がありました。 

 アンダーパネルを外し、エアコンコンデンサーの角度を下げる作業をしました。 バンパー側の角度を5センチ程度下げ直接ラジエターに風邪を当てるためです。 この改善はFDオーナーでは結構試している人が効果が出たと言っている技です。 コンデンサーを固定しているステーを上下逆さまに付けてコンデンサーを固定します。

 ラジエターが届きました(^_^)v ノーマルのアルミ1層(約7万円)に対し、今回購入したラジエターはKOYO製の銅2層(29000円)で、コストパフォーマンス最高です。 早速旧ラジエターに付いている部品を外し移植です。

 次にラジエターの取り付けて、電動ファンも取り付けてカプラーを接続します。 この時カプラーには接点復活剤をちょっと噴き付け接続しました。
 右の写真はエアコン・コンデンサーとラジエターの隙間は、こんな具合です。 この位隙間を開ければ結構フレッシュエアーがラジエターに当たりますね(^_^)v
 ラジエターとアンダーカバーとの隙間には、水道管の保温材を黒く塗り嵌め込みました。 上手く埋まりましたよ。(2009.06.09追記)

 次にリザーブタンクの点検です。 リザーブタンクからエアセパレータータンクに繋がるホースから空気を送ってみる。 あれ???ブクブク言わないぞー(~_~;) 口でだめならエアーで3kくらいの圧力を掛けてみてもだめ(@_@;) こんな事ある分けないよなぁ〜。 タイヤを外しフェンダーライナーを外しリザーブタンクを外し、エアセパレータータンクから入ってるホースを抜いて見たら〜\(◎o◎)/! 完璧に塞がってるぅ〜〜(>_<) 17年も乗るとこうなっちゃうの?? FDはFCと違い、通常点検でなんて不可能な位置にリザーブタンクがある。 ですが、何年かに1度くらいはエアセパレータータンク側のホースを外し口で噴いて見た方が良いかもです。 リザーブタンク側からブクブク音が聞こえれば、点検OKって事ですよ。(2009.06.10追記)

 ホースが届き、組み付け完了いたしました。 ちょっと走って来ましたが、問題ないかも(^_^)v 明日朝水の減りを確認し減ってれば補給して会社に乗って行こうと思ってます。 水食いの疑いもはれそうかも、リザーブタンクからのオーバーフローも無いし、各部のチェックもしましたが漏れも無しです。(2009.06.11追記)