ブーストの上がり過ぎ改善

 もう何年も前の事、ブーストが上がり過ぎる現象が起きた。 コンピューター診断を掛けてもエラーコードが出ない。 取り合えずブーストが上がり過ぎるのは危険なので、過給圧を直接アクチュエーターに入れるように配管をした。これで最大ブーストは0.5程度なので問題ないですね。
 まず、ソレノイドバルブの抵抗値ですが、整備書では29〜33Ωの範囲ならOKです。 どちらも測定して見たら29.3Ωと29.4Ωで問題ありませんでした。 
 次に、ソレノイドバルブに12Vを流し作動の確認です。 音でも確認できたし、エアーの切り替えも問題ありませんでした。 原因は別の所にあるようです(・_・;)

 2009年6月9日ラジエター交換と同時に、ブーストトラブルも解決するため各部のチャックをしました。 過給圧をアクチェーターに伝えるシリコンホースの点検です。 中央の写真のオリフィスは自分が作った物ですが、写真では綺麗ですが(汚い写真撮り忘れました)真っ黒で穴が塞がってるくらいでした(>_<)。 綺麗にして新しいシリコンチューブを買って来てオリフィスを入れ配管しました。
 しかし、ブーストは0.5以上上がらなかし作動はしてたのでこれも直接の原因ではなさそうです(-_-;)

 オルタネーターの後ろにあるプレッシャーチャンバーを外して見たら????? あれ? チェックバルブが・・・割れてる???プレッシャーチャンバーに入ってる、このチェックバルブはターボ制御用に圧力を伝えるバルブです。 これじゃーターボ制御出来ないじゃ〜〜ん(-_-;) 接着が弱かったようで繋ぎ目で綺麗に剥がれていました(@_@;)
 で、綺麗に剥がれていたので今回はABS用の接着剤で接着し修理完了です。 これで考えられる所全てのチェックと修理を完了しましたので、後日テスト報告致しますね。

 ラジエターの修理も終わったので、テスト走行をして来ました。 ブーストもブライマリーで0.8、ツインで0.7位だったかな〜。 ツインの切り替わりの時のブーストの落ち込みがちょっと気になるが、仕方ないかなぁ〜。 そんな訳で、暫くぶりでターボの不具合は完治しました。(2009.06.11追記)